北朝鮮核実験7回目が行われるかもしれません。

もし、北朝鮮が核実験を行うとすれば、どの辺で起きる可能性があるのでしょうか?

そして、日本への影響などについてもお話していきます。

北朝鮮の核実験の歴史

 

それでは、今まで北朝鮮が実施した核実験の場所などをご説明します。

1回目:2006年10月9日午前10時35分

1回目の核実験は2006年に実施されました。
最初、日本やアメリカは北朝鮮が核実験をしたかどうかの確認は出来ませんでした。

地震波の測定結果も、核実験をしたかどうかの判断が難しい所だったのです。

しかし後日、北朝鮮による核実験成功の報道があり判明しました。
特に環境への影響はないと見られています。

2回目:2009年5月25日午前9時54分

2回目の核実験は2009年に実施されました。
核実験が成功した際は地震が発生する場合があるのですが、2回目はアメリカの地質研究所が地震を感知しています。

2回目の核実験に関しては、核実験が行われた日に韓国メディアが「実験に成功した」と報道しています。

3回目:2013年2月12日午前11時57分

北朝鮮は3回目の核実験で、核兵器の小型化と爆発力の強化を図ったと述べています。
2月12日に日本とアメリカは緊急会議を開き、さらに韓国では軍の警戒レベルを大幅に上げました。

3回目の核実験で使用された核爆弾は、広島で落とされたリトルボーイの3倍の威力があるとされています。

4回目:2016年1月6日午前10時00分

4回目の核実験は、今までとは少し違うものでした。
初めて、水素爆弾を実験に使用したとされています。

水素爆弾の起爆には原子爆弾が必要とされていて、威力は原子爆弾の数千倍と言われています。

世界で最強と言われるロシアが保有する爆弾「ツァーリ・ボンバ」も水素爆弾です。

ただ、アメリカは

「今までの調査から判断すると、北朝鮮は水素爆弾の核実験をしていない可能性もある」

と、見解を述べています。

もしかして、他国への武力アピールかもしれませんね。

5回目:2016年9月9日午前9時30分

北朝鮮の建国記念日にあたる9月9日に核実験が実施されました。

5回目は、北朝鮮が今まで実施した核実験では最大規模であり、各国が強い非難をしました。

6回目:2017年9月3日午後12時31分

6回目の核実験は2017年の9月に起きました。

北朝鮮の近くを震源とする地震が起きたのですが、
自然地震ではない可能性が極めて高い事から核実験の疑いが出ました。

そして、15時ごろに北朝鮮中央テレビで

「大陸間弾道ミサイル搭載の為、水爆実験に完全に成功した」

と発表されました。

大陸間弾道ミサイルというのは通称ICBMとも呼ばれ、
名前の通り大陸間を行き来する事が出来るほどの超長距離型のミサイルです。

距離にして8000~10000キロの射程範囲を持っています。

  • 北朝鮮から東京までの距離が1100キロ。
  • 北朝鮮からロシアまでの距離が2796キロ。
  • 北朝鮮から北アメリカのシアトルまでが8072キロ

です。

地球の半径はおよそ6356キロなので、
北朝鮮が大陸間弾道ミサイルを発射すれば、
ほぼすべての国が射程範囲内にあるという事ですね。

この6回目の核実験は北朝鮮史上最大の核実験と言われています。

北朝鮮による7回目の核実験について

それでは、北朝鮮の7回目の核実験について説明していきます。

まず、7回目の核実験がどこの場所で核実験が行われるかという部分ですが、咸鏡北道吉州郡豊渓里付近で実施される事は間違いありません。

前述の1回目~6回目の核実験が実施された場所は、全て咸鏡北道吉州郡豊渓里付近の地下核実験場です。

【北朝鮮の核実験の場所】

グーグルマップの説明欄にも「核実験が行われたとされる場所でもある。」と記載されています。

次に、北朝鮮7回目の核実験をいつ行うかですが、
現状は時期は未定となっています。

そして、7回目の核実験が最後の核実験になると言われています。

米政府系の自由アジア放送(電子版)は中国の消息筋の話として、朝鮮人民軍幹部が「7回目の核実験が核武力完成のための最後の実験になる」と語ったと24日報じた。同筋によると、この幹部は次回が「最も強力な実験」となるといい、時期については「わからない。金正恩(キム・ジョンウン)委員長の決断にかかっている」と語った。

同筋は7回目の核実験について朝鮮人民軍の上級幹部から直接聞いたという。実験に成功すれば「金委員長は今後、農業の発展のための投資に集中する」と強調したという。同筋は「この幹部の主張通りなら、北朝鮮は核開発を完成させていないということになる」と指摘した。

引用元:日本経済新聞

つまり、7回目の核実験が過去最大級の核実験となり、
7回目で北朝鮮が目標とする核兵器が完成するという事ですね。

そして、北朝鮮が7回目の核実験を実施した場合は、
7割くらいの確率でアメリカが北朝鮮に攻撃を仕掛けると言われています。

日本への放射能の影響

日本への放射能や地震の影響について心配される方もいると思います。

まず、地震についてですが、震源地の距離はかなり離れているので、日本への影響はほぼありません。
あっても、震度1.2くらいの揺れだと思われます。

そして、一番気になる放射能による影響ですが、5回目の核実験が実施された際、日本の原子力規制委員会は以下の様に発表しています。

強化されたモニタリング体制においては、9月9日から9月16日までの間、全国的にすべての測定値に関して異常な値は検出されませんでした。

引用元:原子力規制委員会

7回目の核実験の規模にもよりますが、今のところは大丈夫でしょう。

ただ、北朝鮮付近でとれた水産物は、放射能汚染されている可能性が非常に高いそうです。

昨年、北朝鮮でとれた水産物が「中国産」と偽って、日本に輸入されている時期があったので、もし7回目の核実験が実施されれば、当分の間は中国産の水産物にも注意した方がいいかもしれませんね。

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